お庭があるお家に住みたいという思いから家づくりは始まりました。建物の基本的な考え方で設計された家、庇をしっかり出し外壁に雨が当たりにくい設計と夏の日差しは建物内部に出来るだけ取り込まない、冬の季節は出来るだけ太陽の光を取り込むことで暖房効率を大幅に向上させています。また建物全体の高さを通常よりも低く設計することで外部足場なしでの外壁補修を可能にしています。当初から検討していた庭の設計では元々あった石垣を庭石に採用するなど現地で庭師と話し合いながら施工しました。

住宅を建物だけでなく外部環境から設計出来たので生活の中に緑が見え四季の移り変わりを子供達と感じる事が出来るのが一番気に入っています。断熱性能も非常に高く冬でも子供達は半袖で走り廻っている姿は見ると家を建てて良かったと思います。また私自身が喘息をもっていましたので内部仕上げは珪藻土で仕上げました。引っ越ししてから風邪を引く事が極端に減ったので住環境がいかに体に与える影響が大きいかを学びました。